本書は,59 歳である筆者の会計学における様々な考えを 365 日,1 日 1 話の形式で書籍にしたものである。タイトルに「孔先生の戯れ言」といっているように,読者がリラックスをして,読まれると幸甚この上ない。本書は,会計編であるが,人生訓編を併せて読まれると嬉しい限りである
50 歳にして天命を知るというが,筆者は確固とした天命を知ったわけではない。ただ,人生の短さを改めて知るにつけ,若いころのように,何もしない日々を送ることはとてももったいないとこの頃は思っている次第である。
日々,研究と教育そして学内行政と,筆者には仕事があるのであるが,いず
れにおいても,先々を見通して行動するように心がけたいところである。