伊豆松崎町の「岩科学校」は、なまこ壁の洋風建築、国指定重要文化財だ。
明治12年当時、松崎村内の教育振興熱が高く、校舎新築のための寄付金が集められた。「総建築費2630円66銭。内寄付金4割余」時の戸長佐藤源吉らにより新築計画が進められ、岩科村大工棟梁高木久五郎、菊地丑太郎によって設計施工された由緒ある建造物である。
建物や展示物にはあまり興味がわかなかったが、各教室に飾られていたミニ花瓶生け花に興味を持った。同館の隣にある売店でミニ花瓶をとりあえず10個買った。
1個315円なり。「小さいのに高いのではというお客様もいるのですよ」と店長。でも、大きな花瓶でも小さな花瓶でも作る手間は同じだ。材料は粘土なのだから材料費の格差も微々たるもの。315円は手間賃なり。けして高くはない。
小アジの干物でも普通のアジの干物でも、干物にする手間隙はさして変わらないのと似ている。
散歩の道すがら、花や草木を手折り、いける小宇宙を「プチいけ花」と命名し。小生のブログに新たなカテゴリィを設定する。
これを始めてから散歩の目的が一つ増え、道端の草花がいとおしく見え始めた。作品を順次公開することにする。同好の輩が増えることを期待しながら。
051「グミ(茱萸)」 |
052「つゆくさ」 |
053「ホウチャクソウ(宝鐸草)」 |
054「ヒメジオン(姫女菀)」 |
055「ハルジオン(春紫菀)」 |
056「ナツトウダイ(夏燈台)」 |
057「シロツメクサ(白詰草)」 |
058「ノアザミ(野薊) |
059「タツナミソウ(立浪草)」 |
060「ポピー(ケシ、芥子)」 |
061「アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)」 |
062「野バラ(薔薇)」 |
063「ヒルガオ(昼顔)」 |
064「ヒナギク(雛菊)」 |
065「ホタルブクロ(蛍袋)」 |
066「ニワゼキショウ(庭石菖)」 |
067「コホシバナ(星花)」 |
068「ツユクサ(露草)」 |
069「ムラサキカタバミ(紫傍喰)」 |
070「ドクダミ(毒矯み)」 |
071「桑の実」 |
072「ネジバナ(捩花)」 |
073「ヘクソカズラ(屁糞蔓)」 |
074「ヤブカラシ(藪枯らし)」 |
075「赤と黒の蕾」 |
076「チダケサシ(乳蕈刺) 」 |
077「オトギリソウ(弟切草)」 |
078「イヌホウズキ」 |
079「ママコノシリヌグイ」 |
080「センニンソウ(仙人草)」 |
081「ツルボ」 |
082「ツリガネニンジン(釣鐘人参)」 |
083「トラノオ(虎の尾)」 |
084「ムラサキツメクサ(紫詰草)」 |
085「ニラ(韮)」 |
086「オシロイバナ(白粉花)」 |
087「ハギ(萩)」 |
088「フジカンゾウ(藤甘草)」 |
089「ミズヒキ(水引)」 |
090「キンミズヒキ(金水引)」 |
091「ハッカ(目草)」 |
092「ススキ(薄)」 |
093「水仙」 |
094「クズ(葛)」 |
095「コメナモミ(小雌菜揉み)」 |
096「アケボノソウ(曙草)」 |
097「タデ(蓼)」 |
098「ノギク白(野菊)」 |
099「ノギク黄(野菊)」 |
100「オオバショウマ(大葉升麻)」 |