プチいけ花(第2集)


著: atec

プチいけ花(第2集)

著:atec
販売価格:110円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2012年02月13日
ページ数 PDF:51ページ
内容紹介

伊豆松崎町の「岩科学校」は、なまこ壁の洋風建築、国指定重要文化財だ。
明治12年当時、松崎村内の教育振興熱が高く、校舎新築のための寄付金が集められた。「総建築費2630円66銭。内寄付金4割余」時の戸長佐藤源吉らにより新築計画が進められ、岩科村大工棟梁高木久五郎、菊地丑太郎によって設計施工された由緒ある建造物である。
建物や展示物にはあまり興味がわかなかったが、各教室に飾られていたミニ花瓶生け花に興味を持った。同館の隣にある売店でミニ花瓶をとりあえず10個買った。
1個315円なり。「小さいのに高いのではというお客様もいるのですよ」と店長。でも、大きな花瓶でも小さな花瓶でも作る手間は同じだ。材料は粘土なのだから材料費の格差も微々たるもの。315円は手間賃なり。けして高くはない。
小アジの干物でも普通のアジの干物でも、干物にする手間隙はさして変わらないのと似ている。
散歩の道すがら、花や草木を手折り、いける小宇宙を「プチいけ花」と命名し。小生のブログに新たなカテゴリィを設定する。
これを始めてから散歩の目的が一つ増え、道端の草花がいとおしく見え始めた。作品を順次公開することにする。同好の輩が増えることを期待しながら。

目次
051「グミ(茱萸)」
052「つゆくさ」
053「ホウチャクソウ(宝鐸草)」
054「ヒメジオン(姫女菀)」
055「ハルジオン(春紫菀)」
056「ナツトウダイ(夏燈台)」
057「シロツメクサ(白詰草)」
058「ノアザミ(野薊)
059「タツナミソウ(立浪草)」
060「ポピー(ケシ、芥子)」
061「アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)」
062「野バラ(薔薇)」
063「ヒルガオ(昼顔)」
064「ヒナギク(雛菊)」
065「ホタルブクロ(蛍袋)」
066「ニワゼキショウ(庭石菖)」
067「コホシバナ(星花)」
068「ツユクサ(露草)」
069「ムラサキカタバミ(紫傍喰)」
070「ドクダミ(毒矯み)」
071「桑の実」
072「ネジバナ(捩花)」
073「ヘクソカズラ(屁糞蔓)」
074「ヤブカラシ(藪枯らし)」
075「赤と黒の蕾」
076「チダケサシ(乳蕈刺) 」
077「オトギリソウ(弟切草)」
078「イヌホウズキ」
079「ママコノシリヌグイ」
080「センニンソウ(仙人草)」
081「ツルボ」
082「ツリガネニンジン(釣鐘人参)」
083「トラノオ(虎の尾)」
084「ムラサキツメクサ(紫詰草)」
085「ニラ(韮)」
086「オシロイバナ(白粉花)」
087「ハギ(萩)」
088「フジカンゾウ(藤甘草)」
089「ミズヒキ(水引)」
090「キンミズヒキ(金水引)」
091「ハッカ(目草)」
092「ススキ(薄)」
093「水仙」
094「クズ(葛)」
095「コメナモミ(小雌菜揉み)」
096「アケボノソウ(曙草)」
097「タデ(蓼)」
098「ノギク白(野菊)」
099「ノギク黄(野菊)」
100「オオバショウマ(大葉升麻)」