ねてもさめてもへだてなく称名念仏はげむべし 七里恒順師語録

ねてもさめてもへだてなく称名念仏はげむべし 七里恒順師語録

販売価格:660円 (税込)
状態 執筆中
最終更新日 2023年04月24日 3年以内
ページ数 PDF:58ページ
内容紹介

この本は、明治四三年十一月二〇日に京都市の顕道書院から発行された「七里恒順師語録」の復刊です。国会図書館所蔵本を底本とし、表記を現代かなづかい・現代の字体の漢字に改めました。そのほか、読みやすいように「成程」を「なるほど」に等、原意を損なわないと思われる表記を仮名に変更しました。

七里恒順(しちりごうじゅん)は、一八三五年(天保六年)に、現在の新潟県長岡市に生れました。のちに九州博多にある万行寺に住み、私塾を開いたり、子ども会を組織するなど多くの人々に仏教を伝えて、一九〇〇年(明治三三年)に亡くなりました。

生活習慣がすっかり変わってしまったため、現代人にぴんとこない喩え話もありますが、徳川幕末から明治初期一九世紀半ば頃の話し言葉の日本語です。お経を読むほどの難しさはありません。ぜひ聞読してみてください。

目次
復刊人前書き
七里恒順師語録緒言
七里恒順師語録