遥かな時を越えて絆は続いていた。一万年を遡り綴る転生の記憶。
【解説】退行催眠で得た“過去世記憶”のイメージを小説化したシリーズです。全四巻中の第一巻。
■序 『青い河』
決して倒れることがないと言われた大国、東(トン)に生まれた僕。しかし十年前より各地で革命が起き、今まさに国は滅びようとしている。忌まわしい記憶から逃れるように旅をしていた僕たちは、大きな河に辿り着く。青いまま流れる河の傍らで、十二歳の僕が知ることになった、真実。
■第一話 『ただ一つの美しい星』
遥か昔、西の果てにあった小都市。孤児としての運命を負って生まれた僕は、謎めいた老人に拾われる。「アテン。真実を照らし出す明るい光」――名前とともに授けられたのは、世界の全てを知るための学問だった。
| 序 青い河 |
| 第一話 夜明けの梟と美しい星 |
| 一 |
| 二 |
| 三 |
| 四 |
| 五 |
| 六 |
| 七 |
| 八 |
| 九 |
| 十 |
| 十一 |
| 十二 |
| 終 |
| 解説 |