人類はエネルギーの使い過ぎ

人類はエネルギーの使い過ぎ

状態 完成
最終更新日 2023年01月30日 3年以内
ページ数 PDF:70ページ
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内容紹介

過去も現在もエネルギー効率は、種々の工夫により向上していますが、エネルギー消費量は増大する一方です。エネルギー消費量をエントロピー論で計算をすると、再生可能エネルギー100%であってもエネルギー消費量を大幅に下げなければ、地球温暖化を止めることはできないと思います。(エントロピーの意味と計算については、本論をお読み下さい。)エネルギー消費量を大幅に下げるということは、現状の経済規模は維持できず、環境負荷を考慮すると地球一個分の規模まで経済縮小になります。

目次
目次
まえがき
第1章 本を読み返して認識
エントロピーとエコロジー
地球の熱機関論
生態系の循環
第2章 産業革命前後で大転換
世界観と価値観
エントロピー論による放熱の限界
生態系循環からの逸脱
第3章 驚異的な生産力
エネルギーの流れと経済活動
エネルギーと生産力の三要因
エネルギーの質と収支比
第4章 グローバル化の経済活動
ロックの社会契約論
エネルギー消費量からエントロピー計算
工業化社会による環境破壊
第5章 再生可能エネルギーの難題
安定した発電が望めない
鉱物資源の枯渇問題
発電装置のリサイクル
リチウム電池のリサイクル
第6章 エネルギー転換による社会形態
再生可能エネルギーで経済成長は可能か
地球一個分の経済活動
経済拡大から縮小への転換
指定なし
あとがき
指定なし
参考文献