江戸時代の讃岐国(いまの香川県)に風変わりな篤い仏教信者が住んでいました。庄松と書いてショーマと読む人でした。
この本は庄松の平常の言行(の一部)を書き写して、明治23(1890)年に出版された「讃岐妙好人・庄松ありのままの記」(堀江天瑞編集。高須輝太郎出版、1890)を復刊したものです。
復刻にあたり歴史的かなづかいを現行かなづかいに、画数が多い漢字の今の画数のすくない漢字に置き換えました。そのほか、現代読者の読みやすさを第一に、表記法をいくつか変更しました。
また、後半後半に、お釈迦さんが亡くなる直前にした最後の説法を併載いたしました。こちらは仏教伝道協会発行「英語仏教聖典」の該当する箇所を金井隆久が翻訳しました。
堀江天瑞 [等編]
明23.10 1890
高須輝太郎(出版者)
親鸞聖人御書 |
庄松ありのままの記 |
ブッダ最後の教え |