現代物理学は、素粒子の性質を標準模型によって極めて精密に記述することに成功している。しかし、その基本的な描像において、素粒子は大きさを持たない点状の存在として扱われている。この点粒子的な描像は、計算上の無限大や、質量・エネルギーがどのように生じるのかという根本的な問題を考えるうえで、なお深い課題を残している。
本研究で提案する「素粒子脈動原理」は、素粒子を静止した点としてではなく、宇宙空間を満たすエネルギーの中に形成され、膨張と収縮を周期的に繰り返す「脈動するエネルギーの塊」として捉えることから出発する。
この考え方では、宇宙空間には一定の平均的なエネルギー密度が存在し、それを真空エネルギーの基準密度と考える。素粒子は、この平均密度からの局所的なエネルギー密度の偏りとして形成される。そして、その密度の変化が時間的に周期運動することによって、粒子としての性質と波としての性質が交互に現れる。
素粒子は一つの周期の中で、粒子行程、波行程、負粒子行程、そして再び波行程へと移行する。この脈動によって、粒子と波は別々の存在ではなく、一つの存在が異なる状態として現れたものと考える。
本原理の目的は、既存の理論を単純に置き換えることではない。むしろ、素粒子の「粒子性」と「波動性」、質量とエネルギー、真空エネルギーと粒子、さらに量子力学と相対論の関係を、一つの動的な脈動構造から統一的に理解できるかを検証することにある。
| 序文 |
| 素粒子脈動原理の基礎概念。 |
| 6 |
| 第1章 脈動大統一理論 (素粒子脈動原理の方程式)前編 |
| [1] 素粒子脈動原理の方程式-001 |
| [2] 素粒子脈動原理の方程式-002 |
| [3] 素粒子脈動原理の方程式-003 |
| [4]素粒子脈動原理の方程式-004 |
| [5] 素粒子脈動原理の方程式-005 |
| [6] 素粒子脈動原理の方程式-006 |
| [7] 素粒子脈動原理の方程式-007 |
| 第2章 脈動大統一理論 (素粒子脈動原理の方程式)後編 |
| [1] 素粒子脈動原理の方程式-008 |
| 2 |
| 3 |
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| 7 |
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| 9 |
| 10 |
| 11 |
| 12 |
| 13 |
| 14 確率、観測から実在の物理へ |
| 第3章 脈動原理方程式 前編 |
| 1.脈動原理方程式-001 (核力・重力・電磁気力) |
| 2.脈動原理方程式-002 (序文) |
| 3.脈動原理方程式-003 (水素原子のエネルギー準位) |
| 4.脈動原理方程式-004 (プランク定数) |
| 5.脈動原理方程式-005 (1脈動周期でエネルギー収支はゼロ) |
| 6.脈動原理方程式-006 (宇宙には一つの基本場だけ) |
| 7.脈動原理方程式-007 (重い粒子ほど脈動周期が長い) |
| 8.脈動原理方程式-008 (原子核と電子軌道) |
| 9.脈動原理方程式-009。 (電子が脈動場の谷に存在する) |
| 10.脈動原理方程式-010 。(水素原子の既知のエネルギー準位と一致) |
| 11.脈動原理方程式-011。 (既知の定数を再定義) |
| 12.脈動原理方程式-012 (電荷の意味) |
| 13.脈動原理方程式-013 (電磁気力、原子構造) |
| 14.脈動原理方程式-014 。 (内部脈動と外部物質波の周波数) |
| 15.脈動原理方程式-015. (電磁結合係数の導出) |
| 16.脈動原理方程式-016 。 (光子の脈動からプランク定数) |
| 17.脈動原理方程式-017。 (プランク定数を脈動場のパラメータから表現) |
| 18.脈動原理方程式-018。 (マクスウェル方程式) |
| 19.脈動原理方程式-019。 (核力は脈動の重なりから) |
| 20.脈動原理方程式-020。 (脈動場と電磁場の統一) |
| [21]確率、観測から実在の物理へ |
| 第4章 脈動原理方程式 後編 |
| 21.脈動原理方程式-021。 (核力方程式) |
| 22.脈動原理方程式-022。 (核力の引力・斥力) |
| 23.脈動原理方程式-023。 (脈動原理による三力統一) |
| 24.脈動原理方程式-024。 ( 重力定数を脈動定数で表す) |
| 25.脈動原理方程式-025。 (重力が常に引力になる) |
| 26.脈動原理方程式-026 。 (核力・重力・電磁気力の統一) |
| 27.脈動原理方程式-027。 (重力定数) この章の終わり |
| おわりに |
| 筆者紹介 |