アインシュタインは、晩年の30年間を自然界の全ての作用力を統一する統一理論の研究にささげたが未完成のまま生涯を終えた。常にその研究のカギとなったテーマは、我々が認識できず、あらゆる実験にも現れない4次元空間の存在を見つけ出すことであった。数学者カルツァーとクラインとが数式で示した4次元空間を理論に組み込めば重力と電磁気力を一つにした統一場理論が実現することが判っていたが、我々が認識している3次元空間(縦・横・高さの立体空間)の中に深さとでも言える認識できない空間があることを見つけ出すことが出来なかった。素粒子脈動原理がその4次元空間を発見した。 素粒子脈動原理の仮説は、暗黒エネルギーの存在を前提に、暗黒エネルギーの物理によって、物理学上の数々の謎、難問解決への糸口と示唆を提供する。暗黒エネルギーの超高速振動による運動エネルギー・質量獲得機構は、素粒子脈動原理の脈動機構が唯一と思われる。 正体解明への指針すら得られていない暗黒エネルギーへの貴重な指針と言える。 このように、素粒子脈動原理の仮説が、わずかな仮定と単純な機構のもとに、物理学の広範な分野にわたって、深遠と思われる示唆を提供できることは、素粒子脈動原理の仮説が、真理であるか、真理に非常に近い究極の理論に違いないと予感させられる。
| はじめに |
| 第1章 理論物理学の現状と課題 |
| [1] 現代物理学における大きな課題 |
| [2] アインシュタインが探し続けた4次元空間 |
| [4] 万物の幾何学 |
| [5] 万物の方程式、量子重力理論 |
| 第2章 素粒子脈動原理 |
| [1] 素粒子脈動原理の基礎概念 |
| [2] 素粒子が脈動しているエネルギーの塊であるとする根拠。 |
| [3]素粒子脈動原理の概要 |
| [4] 「素粒子脈動原理」の仮説。(1980年発表の原文) |
| [5]素粒子脈動原理の行程別特性表 |
| [6] 別名、暗黒エネルギー脈動原理 |
| 第3章 暗黒エネルギー脈動原理 |
| [1] 素粒子脈動原理の仮説と暗黒エネルギー脈動原理 |
| [2] 素粒子脈動原理が暗黒エネルギーの候補を提供する。 |
| [3] 素粒子質量の発生機構 |
| 第4章 4次元空間の発見 |
| [1] アインシュタインが探し続けた4次元空間。 |
| [2] 素粒子脈動原理が四次元空間の有力候補を提示。. |
| [3] YOUTUBE に投稿、21 万アクセス。「4 次元空間」hikari368 |
| [4] 素粒子脈動原理による4次元空間の図。 |
| [6] 素粒子脈動の発見と理論構築。 |
| 第5章 ノーベル賞級の挑戦 |
| [1] 暗黒エネルギー存在の予言と理論構築 |
| [2] 重力と電磁気力統一への突破口を開く。 |
| [3] 4次元空間発見へ貢献。 |
| [4] 宇宙定数Λを発見し、一般相対性理論とシュレーディンガー方程式を統一。 |
| [5] 重力量子発見への一歩。 |
| [6] 素粒子脈動の発見と理論構築。 |
| [7] 脈動する質量のエネルギー総和はゼロ、 E=±mc2乗の発見。 |
| [8] 脈動するクオークモデル。 |
| [9] 超弦理論の突破口を開く。 |
| [10] リーマン予想証明への一歩。(フィールズ賞) |
| [11] スピンの謎解明への突破口。 |
| おわりに |
| 出典・参考資料 |
| 著者略歴 |