素粒子脈動原理が自然界の基本的な全ての力を統一する。
「理論物理学の五大問題」 (ストリング理論専門家の著書から抜粋)
問題1. 量子論と一般相対性理論を、自然の完成した理論といえる一個の理論にまとめること。これは、「量子重力の問題」と言われている。
問題2. 量子力学の基礎にある問題を解決すること。基礎にある実在に関する記述の中で、測定・観測が何の役割も演じないようにすること。
問題3. いろいろある粒子と力を、根本的な一つだけの存在の表れとして説明する理論で統一する。
問題4. 素粒子物理学の標準問題の定数の値が、自然界でどう選ばれるかを説明すること。
問題5. ダークマターとダークエネルギーを説明すること。
以上の五つの問題は、現代の知識の限界を示している。五つが一体になって、今の理論物理学の先端研究ほとんどを動かしている。
以上の出典・・・・・リー・スモーリン著「迷走する物理学」より抜粋。
素粒子脈動原理は問題3を場の量子論として統一する。現在まで、重力と電磁気力は水と油のごとく、統一しようとするあらゆる挑戦を退けてきた。素粒子脈動原理の仮説は、物理学の基本的な五大問題全てに根本的な示唆と指針を提供する。問題3の粒子と作用力の統一問題に対しても、素粒子脈動という量子力学の隠れた変数理論によって、物体と場との交互作用を記述することによって場の量子論を実現している。
はじめに |
第1章 理論物理学の五大問題 |
理論物理学の五大問題 |
第2章 重力と電磁気力は水と油 |
重力と電磁気力は水と油のごとく馴染まない。 |
脈動原理の行程別特性 |
第3章 素粒子脈動原理 |
[1] 素粒子脈動原理の基礎概念 |
[2]素粒子脈動原理に関する既存の事実、概念 |
[3] 素粒子が超高速で脈動しているエネルギーの塊であると仮定する根拠。 |
[4] 素粒子脈動原理の適用、諸概念発想への根拠 |
第4章 暗黒エネルギーの物理 |
[1] 宇宙の加速膨張の発見により1998年に検証された暗黒エネルギー |
[2] 1980年に暗黒エネルギーを予言 |
[3] 素粒子脈動原理の仮説と暗黒エネルギー |
第5章 核力・重力・電磁気力の統一 |
[1]現代物理学の最終目標、超大統一理論への仮説 |
[2] 1980年日本物理学会で発表した素粒子脈動原理 |
[3] 核力・重力・電磁気力統一の図説 |
[4] 素粒子脈動原理による核力・重力・電磁気力の統一 |
[5] 脈動原理モデルによる原子核の構造。 |
[6] スピンを解明する。 |
[7] 光子と重力量子は同じ光子の表と裏 |
[8] 脈動する素粒子は重力波の発生源 |
[9] 重力と電磁気力の統一(表紙) |
おわりに |
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出典・参考資料 |
著者略歴 |