相対論と量子論を統合した究極の方程式

相対論と量子論を統合した究極の方程式

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最終更新日 2022年03月12日 3年以内
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内容紹介

相対性理論と量子力学は、現代物理学の基礎である。素粒子脈動原理の仮説は、量子力学を確率の物理学から実在の物理学に戻し、相対論と量子力学の融合を試みた。 量子力学の解釈は、素粒子は粒子であり、同時に波であるとした。その結果、量子力学の確率解釈が生まれた。 素粒子脈動原理は、素粒子が同時に粒子であり波であることを否定する。同時ではなく、 超高速で粒子と波の変化を連続的に繰り返しているとした仮説である。 私はこれが、量子力学の隠れた変数であると考えている。
一般相対性理論の重力方程式と量子論の基本方程式であるシュレーディンガー方程式とを統合した究極の統一場理論を構築した。素粒子脈動原理からの帰結として得られた。「脈動する場のエネルギー総和はゼロ」の指導原理により、シュレーディンガー方程式のエネルギー総和もゼロとなる。重力方程式の宇宙定数の項をトータルエネルギーゼロのシュレーディンガー方程式と置き換えることで相対論と量子論を統合した統一場方程式を導いた。宇宙定数の観測値と計算値との誤差は 10 の 120 乗という天文学的誤差である。宇宙定数をゼロとし、シュレーディンガー方程式に係わる微細なエネルギー変動を残すことは現代物理学の最も重要な課題の一つとなっているが、素粒子脈動原理が導いた統一場方程式がその解となるかも知れない

目次
はじめに
第1章 理論物理学の現状と課題
[1] 現代物理学における大きな課題
[2] 万物の方程式、量子重力理論
第2章 素粒子脈動原理
[1]素粒子脈動原理の基礎概念
[2]素粒子脈動原理に関する既存の事実、概念
[3]素粒子脈動原理の概要
[4] 「素粒子脈動原理」の仮説。(1980年発表の原文)
[5]素粒子脈動原理の行程別特性表
[6] 別名、暗黒エネルギー脈動原理
第3章 重力と電磁気力の統一
[1] 現代物理学の最終目標、超大統一理論への仮説
[2] 1980年、日本物理学会で発表した素粒子脈動原理
[3] NII 国立情報学研究所に保管されている1980年の日本物理学会発表資料。
[4] 核力・重力・電磁気力の図説
[5] 素粒子脈動原理による核力・重力・電磁気力の統一
[6] 脈動原理モデルによる原子核の構造。
[7] 光子と重力量子は同じ光子の表と裏
第4章 万物の方程式・(量子重力方程式)
[1]  重力方程式における宇宙定数の謎
[2] 量子重力方程式の宇宙定数をゼロにできる。
[3]  量子重力方程式への挑戦
[4]  脈動する場のエネルギー総和はゼロ
[5]  量子重力方程式の宇宙定数をゼロにする脈動原理。
[6]  質量とエネルギーの等価式を修正する。
おわりに
出典・参考資料
筆者紹介