主人公は正義感の強い青年である。前編は淡い恋心を抱いた年上の女性の独特の価値観に魅かれ、学校のいじめ問題で学友を助けられなかった自分に失望し、退学してしまう。中編は、会社に就職するが、広島に行くことにより、核兵器のない世界になれば、莫大な金が福祉にまわせ、世界中の人が豊かになれることに気がつき、映像作品を通して社会に訴えていくことをめざす。後編は親会社の応援もあって、平和産業という世界に平和を訴える組織をつくることが、会社のイメージアップにもつながることに気が付き、行動する。