結衣は幼いころからの夢であった保育士の資格を取るために専門学校に通うことになる。
その時付き合っていた男性に連れていかれ初めてパチンコに行った。
その時に結衣が思ったことは、パチンコは楽しいという気持ちだった。
数年後、念願の保育士になり保育園で働くようになる。
けれども結衣の想像とは裏腹に保育園での労働は精神的にも体力的にもきついものだった。
そのストレスを回避するためにやりだしたのが、数年前にやっていたパチンコだった。
結衣はストレス発散をするために仕事帰りに毎日パチンコ屋に通う日々。
パチンコをすることで結衣は嫌なことを忘れることが出来た。
けれどもパチンコをしていたことで、貯金はなくなり借金をするようになる。
危機感を感じた結衣は、ストレスの原因はこの職場にあると考え職場を変える。
けれども結衣は、パチンコを止めることが出来なかったのだ。
結衣は、次第に変わっていった。
パチンコのために人の物を盗み、そして自分の体を売るようになる。
ある日、そんな結衣も結婚することになる。
しかし結衣は、結婚したことによってある事件を起こすことになってしまうのだ。
この物語は、夢を追いかけた一人の女性がパチンコによって少しづつ変化していく人生を描いた話になります。