邪馬台三国志

邪馬台三国志

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最終更新日 2024年03月24日 1ヶ月以内
ページ数 PDF:318ページ
内容紹介

大陸の古い歴史を背負った渡来人たちが懸命に築きあげた上古の歴史は、魂の再来、不老長寿、古の善政再現、仏法流布、「戦わずして勝つ」の実現に挑戦した歴史でした。それらが織り重なって流転する様子は「三国志」を遥かに凌駕する歴史でしたが、大和朝廷の指導者らは、本来の皇統、即ち神武―崇神―応神とあるべきところに、神武―崇神の間に大日本家八代を挟み、崇神―応神の間に垂仁・景行・成務・仲哀の邪馬台国王四代を割り込ませて、万世一系に改ざんしたのです。

〔目次〕
◇倭国/倭奴国の国のかたち ◇中国神話と古代史
◇太陽(日)神と牛頭天王の源流

倭国の生い立ち
●那珂つ国 ◇海神と不老長寿の仙薬・蓬莱郷づくり
●天之国とオロチ厳之国王朝/太伯ら子孫と越オロチ族 ●倭国王朝の建国

倭奴国王朝
●豊葦原中つ国と伊都国の王朝 ●倭奴国王朝/安曇族の渡来

倭国大乱と邪馬台国
◇南伝仏教の東アジア流入 ●神国と常世づくりと伊奘諾 ◇熊野権現
●豊受皇太神 ●倭国大乱 ●伊奘諾の南遷 ●二人の天照大(御)神

東西の王朝
●日神の出現 ●天石窟 ●オロチ退治 ●天日槍襲来
●天照大神、高千穂宮へ/天孫饒速日の天降り ●葦原中つ国平定
●天孫瓊瓊杵の出現 ●皇孫火瓊瓊杵の天降りと日隈(日前)
●日神の畿内遷座 ●天照大神(高皇産霊)の湖西高島宮と天成神道

倭の女王
●倭の女王ヒミコと纏向上之宮/皇孫火瓊瓊杵の日前国西都と天孫天火明の日高見国東都 ●皇子の交換 ●女王の朝貢 ●海幸彦と山幸彦
●内部抗争 ●火明饒速日(海幸彦)の天降り ●女王の伊勢遷座

日本王朝と日前の対立
●女王トヨ ●一都七道制 ●天神火明饒速日 ●太子 磐余彦
●景行の熊襲征伐 ●和王 磐余彦 ●仲哀の熊襲征伐

天下は一つ、家は一つ(神武東征)
●東征出発 ●筑紫国の奪還 ●新羅遠征 ●吉備征伐/高島宮/出雲征伐
●生駒の敗北 ●熊野上陸/熊野権現の神倉山垂迹
●日前宮の創祀/日本に迫る ●日本の降伏

大和朝廷の成立
●橿原宮 ●日本武尊の北伐 ●大和朝廷のはじまり1
●大和朝廷のはじまり2 ●皇祖天神に奉る郊祭 ◇伊勢神宮の祭祀変遷