夏目漱石の世界 こころ 完全版(新バージョン)

夏目漱石の世界 こころ 完全版(新バージョン)

状態 完成
最終更新日 2020年12月25日 1年以内
ページ数 PDF:398ページ
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内容紹介

さて、今回の夏目漱石の世界『こころ』完全版(新バージョン)という作品であるが、それは、第一部「先生と私」、第二部「両親と私」、第三部「先生と遺書」という「三部」から成るものである。
 まず、第一部(先生と私)の内容であるが、「私」という人が、初めて「先生」とめぐり逢うのは、夏の鎌倉の海岸(海水浴場)であり、そこで「先生」と親しくなり、その後、東京に帰ったあとも、なぜか「心惹かれる」その「先生」の家を頻繁に訪ねるようになるが、最初は、留守で、二度目も留守であったが、やがて「奥さん」が出てきて、先生は例(れい)月その日になると雑司ヶ谷(ぞうしがや)の墓地にある「或る仏(ほとけ)」へ墓参り行く習慣があるということで、そこでその「墓地」へと行ってみると、茶店の中から先生らしい人が出て来たので、出し抜けに「先生」と大きな声を掛けると、先生は突然立ち留まって私の顔を見るなり、「どうして……、どうして……」と、異様な調子をもって繰り返されるのであった。――次は、「両親と私」という第二部の「内容」であるが、それは、まず、「私」という人は、大学を無事に卒業をしたので、母親に頼まれていた「買い物」や「本や卒業証書」などを新しい鞄(カバン)につめて、汽車で故郷へと帰る。その実家での「両親」をはじめ、父親の「病状悪化」で駆けつける「兄や妹の夫」との対話などが主であり、あとは、先生からの電報と手紙、私からの二、三通の手紙という内容であり、そして、最後は、第三部「先生と遺書」であり、夏目漱石の『こころ』という作品は、なかなか作者のその真の「意図」がどこにあるのか判然としないところがあるが、できるだけ本文に寄り添いながら、先生をはじめ、奥さんやお嬢さん或いはまたKの「心の動き」の考察とともに、その最大の「謎」である、「K」や「先生」の「自殺」の、その真の「動機」(真相)は一体どういうものであったのか? それらの「解明」(謎解き)になっていますので、興味や関心がありましたら、ぜひとも訪ねて見てください。

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