『邪馬台三国志』邪馬台国の国々など解説編 下

『邪馬台三国志』邪馬台国の国々など解説編 下

販売価格:550円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2021年12月27日 3年以内
ページ数 PDF:138ページ
内容紹介

邪馬台国が見えた。邪馬台史を歴史物語に‼
縄文晩期に渡来する呉太伯ら子孫が北九州に建てた天之国は、前三世紀の倭国(高天)王朝、一世紀の倭奴国(天地)王朝、大乱後の南九州で和国の名で再興された後、大和朝廷として蘇った。特に邪馬台史は「戦わずして勝つ」を掲げた、三国志、日本の戦国・幕末期をはるかに凌ぐ世界中に誇れる歴史だった。本書は、その歴史や大和朝廷の成り立ちを再現した『邪馬台三国志』の解説編です。
大陸の古い歴史を背負った渡来人たちは、神仙の国・蓬莱郷づくりなど魂の再来、水田稲作、古の善政再現、孫子の「戦わずして勝つ」の実現をめざしながら、日本列島の覇権にしのぎを削ってきた。
その間の前五世紀から倭国大乱まで、那珂つ国と天之国、オロチ厳之国、倭国(天之国+日高国、高天)、豊葦原中つ国、伊都国、倭奴国(天地、倭国+豊葦原中つ国)の王朝が立て続けに興った。
大乱後は、南九州に逃れた倭奴国末裔が邪馬台国と覇権を争った末に、日神と火瓊瓊杵尊が切望してきた倭国と倭奴国の王朝再興をかなえ、大和朝廷を開いたのです。
ここに到る間、各氏族の事情や怨念が複雑に絡み合って殺し合う覇権争いの繰り返しだったが、邪馬台国期には「刃に血塗らずして勝つ」を国是として覇権を争った世界中に誇れる歴史でした。
  目次
◇王朝変遷の詳細 ◇倭国/倭奴国の国のかたち
◇天之国・倭国・倭奴国・和国・大和朝廷、邪馬台国の生い立ち ◇歴史物語のあらすじ ◇男神天照大神の正体 ◇邪馬台国の興亡史概略
◇「記紀」王系譜創作の手法
◇本書の王系譜と検証 ◇垂仁天皇三代と大物主四代/三輪山磐座の関係
◇熊野権現 ◇牛頭天王と磐座/大穴持と素戔嗚 ◇マガダ国大王と山王権現/天照大神と南伝仏教
◇白髭神社と謡曲白髭/蓬莱郷と仏法・山王信仰の聖地
◇熊野櫛御気野と語った大穴持と素戔嗚/猿田彦と大己貴
◇二人の天照大(御)神/邪馬台国と高天の関係 ◇戦わずして勝った英雄、高皇産霊/大己貴の国譲り ◇大蛇、火神・別天津神を奉る杵築大社
◇天孫三人(饒速日、天火明、火瓊瓊杵)/忍穂耳と天孫の天降り ◇火瓊瓊杵の日前国/西都と妻の国 ◇天火明の日高見国/東都と常世(常陸)
◇日向の高天・天之国、熊襲の日隈・日前・和国/大和朝廷 ◇高千穂宮の所在地
◇天照大神(高皇産霊)の湖西高島宮と天成神道/磐余彦の吉備高島宮
◇男神天照大神の足跡 ◇天照大神夫妻の足跡 ◇箸墓古墳の変遷
◇火火出見と海幸彦の誓約/大和朝廷と物部氏の関係
◇戦わずして勝った英雄、神功皇后/日本武尊 ◇瀬織津姫(厳之御魂天疎向津媛命、天照大神荒御魂)の足跡
◇天璽の鏡剣と神璽の鏡剣1 ◇天璽の鏡剣と神璽の鏡剣2/天照大神之御魂(火明命)と天照御魂神(天照国照彦火明命) ◇十握剣の変転/石上神宮と鹿島神宮の祭祀変遷
◇海幸・山幸彦/神武/神功/日本武尊に関する伝説