日本文学が専門のアメリカの代表的な知識人パストリッチ氏は, ワシントンD.C.において外交と安全保障の活動を行ってきましたが, 2019年に共和党と民主党の腐敗した政治文化にはこれ以上期待できないと感じ, 2020年2月に無所属の独立候補として米国大統領選へ出馬しました. 本書は, 出馬後5ヶ月間にパストリッチ氏が行ったアメリカを全く新しい方向へと導こうとする感動的な12の演説が収録されています. アメリカの権力者が抹殺しようとした本物の大統領候補と希望をここで初めて日本語で紹介します.
はじめに |
日本の読者へ |
序文 |
なぜ無所属の大統領候補として出馬するのか? |
第1章 |
私は悪を恐れない 〜米国大統領への立候補宣言〜 |
第2章 |
パストリッチ 2020 綱領17条 |
第3章 |
民主的経済 |
第4章 |
「運動主義」、「不平主義」、「魔術主義」 |
第5章 |
安全保障とは何か? |
第6章 |
ジョージ・フロイド氏の死後における合気道政治 |
第7章 |
ユニバーサル・ベーシックインカム 〜経済的解放か? それとも奴隷への第一歩か?〜 |
第8章 |
グローバルガバナンスの未来と地球議会 |
第9章 |
誰がFacebookを所有しているのか? |
第10章 |
米国の「特異な制度」と化石燃料に終止符を打つ |
第11章 |
非武装地帯をなくそう 〜朝鮮戦争開戦70周年を迎えて〜 |
第12章 |
民主主義への第一歩を踏み出せ 〜特別選挙が必要な理由〜 |
あとがき |
謝辞 |
著者紹介 |
翻訳者紹介 |