状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2020年03月24日 |
ページ数 | PDF:15ページ |
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これまで不登校やいじめ、発達障害、放射能などの文章を書いてきました。
それまで書いてきた中で私はいつの間にかその社会問題の定義にこだわるようになりました。
その定義は誰の為に成されているのか。問題をそう定義することによって誰に責任が重くなるのか。そういったことが定義によって変わることに気づいたのです。
そこで今回は社会問題の定義に絞って書くことにしました。
一章は私が定義の秘密に気がついた不登校についてです。不登校については実際にその定義が変わり始めています。
二章はこの定義の文章を書こうと思ったきっかけであるひきこもりについて。藤田孝典さんと斎藤環さんが同じ時期に『中高年ひきこもり』という本をそれぞれ出しているのですが、全く同じタイトルのこの二冊の違いは何なのかという点もひきこもりの定義から考えていきます。
三章はいじめです。おそらくこのいじめの定義変更が最もダイナミックな定義変更になっているはずです。
はじめに |
はじめに |
1 不登校 |
不登校の定義 |
不登校の定義は誰のため? |
新しい不登校の定義 |
定義が変わると何が変わるのか |
2 ひきこもり |
ひきこもりの最新の定義とは |
外に出ても「ひきこもり」が追ってくる? |
2冊の『中高年ひきこもり』 |
私が考えるひきこもりの定義ともう一つの社会問題 |
3 いじめ |
いじめの定義を巡るゴタゴタ |
いじめの定義はいらない! |
代わりのいじめの定義 |
いじめ定義の欺瞞 |
あとがき |
なぜ定義を変えると社会問題が改善するのか |