悪い顔 前編


著: 大本正

悪い顔 前編

著: 大本正
状態 執筆中
最終更新日 2019年12月20日 3年以内
ページ数 PDF:637ページ
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内容紹介

※容量が大きすぎてPDF生成が不可能のようなので、前編と後編に分割したいと思います。ご了承ください。

死神タナトスは実在する。タナトスは30万年も前から実在し、医師、神官(僧侶)に化け、人類が死の床にある時は必ず枕元に立っている。まさに死の神タナトスである。「神統記」ではタナトスは以下のように説明されている。「破滅の夜はヒュプノスを、すなわちタナトスの兄弟を手に抱えていかれるのだ。蒙たる雲に包んで。またそこには暗い夜の子どもたちが居を構えている。すなわちヒュプノスとタナトスで、恐るべき神々である。この方々を輝く太陽はその光の筋を当てて照らし見ようとはされないのだ。天へ上るときでも天から降りてくるときでも。彼らのうち一方(ヒュプノス)は大地と海原の広い背を穏やかに行き来され人間どもには優しい。だが、他方タナトスの心臓は鉄ででき、その胸の内には情を知らぬ青銅の心がある。ひとたび掴まえたら最後、その者を彼は決して放しはしない。不死の神々にとってもこの方は忌まわしいのだ」。
近代以前からタナトスは名前が異なる家族を結集して王族を巣に繁殖し、人々の前に君臨してきた。そして、近代が始まって以降、交通機関の著しい発達により悪の種の輸出は速度を増した。浄土真宗の大谷家は世界侵略の向けて着々と準備を進めていた。いにしえのタナトス、ティールタンカラ、デウス、ダーナ神族から、浄土真宗を興した親鸞、織田信長と一戦を交えた顕如、明治以降の近代を代表するタナトスの王、11人の東西本願寺門主の血を継ぐ人々の紳士録である。

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奥付
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