わたし自身は自信をあまり持てない人生を歩んできました。それはわたしの勘違いから生じた結果です。自信があるとは、大きな声で堂々と人前で語れることだと思い込んでいました。しかし五十九年の人生を、様々な紆余曲折を経て歩んできて、そういうものは自信なんかではないということを知りました。
自信とは本来静かなものです。見た目で自信があると感じられる人というのは、本当はとても自信の欠如したものなのです。
自分の弱みを何のこだわりもなく人目にさらすことの出来る人、そういう人が自信のある人だということを知りました。
一、 自信がないから自信を持てる |
☆大きな声で自信に溢れている人 |
☆自分の人生は自分が生きる |
☆如才なく生きられない方がいい |
☆人生の前半生は頼りないくらいがいい |
二、 何事もゆっくりと |
☆何事も会得するには時間がかかる |
☆一度きりの人生、いきいきと生きたい |
☆刺激的なものはほどほどに |
☆自分で考えなければ生きている甲斐がない |
三、 現実と理想をしっかり分ける |
☆頭の中の世界を充実させよう |
☆世間に合わせてばかりで本当にいいのか |
☆お金より大事なことを知らない日本人 |
☆神聖なものを見なくなった日本人 |
四、 大勢の人とつるまない |
☆一対一の対話こそ大事 |
☆大勢の中にいることに安住してはいけない |
☆経験は多ければ多いほどいいわけではない |
☆自信を持つことは喜びだ |