風狂(第59号)

風狂(第59号)

状態 完成
最終更新日 2019年09月21日
ページ数 PDF:32ページ
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内容紹介

「風狂の会」は1994年(平成6年)頃に、自然発生的に生まれた。但し、前身になった集まりは幾つかある。主要なものを遡及すると、現代詩の公器と言われていた月刊雑誌「詩学」で作品指導を行っていた「東京詩学の会」において講師であった齋藤 怘(まもる)氏とそのメンバーたちが、1988年(昭和63年)に始めた詩を研究する会であった。その後、「中野学校」「武蔵野詩人会」などを変遷して「風狂の会」は生まれた。主宰者は2006年(平成18年)6月に亡くなるまで齋藤 怘氏であり、現在はその後を継いだ北岡善寿氏である。ところで「風狂の会」には会則がなく、役員もいない。つまり命令や強制を強要することもされることもない自由な風狂詩人であることを自覚する者で、詩歌に興味がある者や文学に関心がある者などによる自主的で、自由で、民主的な集まりである。しかしながら当初は日常的に作品を発表する機会と場所がなかったので、2014年(平成26年)8月に創立20周年を記念して電子書籍の同人誌「風狂」を創刊することとなった。誰でも投稿できるものとするが、創作活動に主眼を置く観点から、掲載作品は原則として未発表のものとしており、編集会議(委員長は北岡善寿氏)にて決定するものとする(投稿規定は「風狂(創刊号)」の「創刊に当って」を参照)。毎月21日までに新作品を発表する予定である。

目次
風 狂(第59号)目 次
大久保音頭     高 裕香
冷蔵庫の在る生活    高村昌憲
磯遊び  原 詩夏至
クナシリ     出雲筑三
梅雨籠り   富永たか子
木蔭に佇む少女    長尾雅樹
とも喰い     さとうのりお
フィットネスクラブの意味って   なべくらますみ
ギャラリー
三浦逸雄の世界(四十三)
エッセイ
老人妄語(二)   北岡善寿
バセドウ病がもたらす奇想奇行   神宮清志
昭和は遠くなりにけり?(3)  高島りみこ
童話
パンケとペンケ    宿谷志郎
翻訳
アラン『大戦の思い出』(二十五) 高村昌憲 訳
プロフィール
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