状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2018年10月31日 |
ページ数 | PDF:14ページ |
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1881年、ヴェルヌが53歳くらいの時に書いた作品。
1852年アマゾン河流域で大農場を営む一家が娘の結婚式を挙げるために、ペルーのイキトスから婚約者の実家のあるブラジルのベレンに大筏(ジャンガダ)でアマゾン河を下って行く話です。
大筏の大きさは驚くなかれ、幅19メートル×長さ320メートル!
イキトスからベレンまでは3200km(英語版を換算すると3840km)。
前半はさまざまな動物、野鳥、植物、景色を見ながらアマゾンの産物やヨーロッパ人の探検・侵略の歴史の一部が分かり、後半はデュマのようなスリルのある展開。
暗号解読の基本も解説されます。
当時の自然風物誌を現す言葉など未知の言葉が多く読みにくいですが、日本語訳(1968年安東次男氏)と英文(無料/ポルトガル語の固有名詞含む)とネット検索で調べながら読むことが出来て、良い時代になりました。
初めて南米アマゾンの一端を知った気になれ、ブラジル、ペルー、エクアドル、ベネズエラなどへの植民地の歴史や「そもそも国とか何なのか?」ということに関心が高まって来ます。
『ジャンガダ』のあらすじとメモ |