森の中で暮らす心優しい、赤い毛皮のケモノ、インディはある日、盲目の少女、アルマと出会う。ずっと一人ぼっちで暮らしていたインディは、怪我をしたアルマと二人で暮らすようになる。 恐ろしい外見から、一人で暮らしていたインディ。病弱で友達のいないアルマ。 そんな二人が寄り添うように、暮らしたほんの短い冬のできごと。