福祉のひろば2018年7月号

福祉のひろば2018年7月号

販売価格:440円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2018年06月20日 3年以内
ページ数 PDF:88ページ
内容紹介

特集 家族って、福祉ってなんですか?

もうかれこれ 四〇年以上 経つかなあ
わしらの村は 冷害で みんな 冬場には 出稼ぎに行かないと 
むすこやむすめを高校へも行かせられないもんな
あのときは 大阪で万博が行われたときだった
結構仕事もあって 困ることはなかったなあ
母ちゃんにも ちゃんと 仕送りしてたんだよ 何年かは
盆や正月にも最初は帰ってたなあ
けれどもよ だんだん 足が田舎に向かんようになってきて
送れる金も減ってきてよ
あれから 四〇年以上経っちまったね

「家族」っていわれても
むかしの囲炉裏を囲んでた姿は目に焼きついているさ
でも それは 昔の話なんだよね
なんでこうなっちゃったんだろうね

今年も淀工のにいちゃんらが ここで 「ふるさと」を演奏してくれる
あの子らが 毎年 ここに来て 「ふるさと」の演奏をすると
なんだか 目頭が熱くなってしまうんだよ
「家族」 忘れちまったなあ(編集主幹)

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