10万人を超える不登校の子どもたち。今、この瞬間にも子どもを変えようと多くの大人が苦労をしています。不登校の子どもへの様々なアプローチも提唱されていますが、思うようにいかないことも多くあるようです。大切なことは、子どもを変える「やり方」ではなく、子どもとかかわる大人の「あり方」です。学校現場で好評を博した「不登校指導入門」(明治図書出版)の著者が、不登校の子どもとの家庭でのかかわりについて独自の視点でアドバイスします。
| つまずいた石を取り除いても立ち上がるわけではない |
| 原因中心の発想の問題 |
| それはなぜを繰り返す |
| 足し算ではなく引き算で |
| 未来は変えられる |
| まずは大人が変わる |
| 3つの覚悟で子どもと向き合う |
| 覚悟の力 |
| 第1の覚悟 いつか親はいなくなる |
| 第2の覚悟 いつか子どもは自力で生きていく |
| 第3の覚悟 自分一人では解決できない問題もある |
| 3つの心構えで不登校と向き合う |
| 第1の心構え 子どもを責めない |
| 第2の心構え 学校を責めない |
| 第3の心構え 自分を責めない |
| 心の居場所をつくる |
| 3つの役割で家庭力をアップする |
| 本当はちっとも楽しくない |
| 第1の役割 安らぎ |
| 第2の役割 楽しさ |
| 第3の役割 しつけ |
| タイムマシンで過去に戻ろう |
| 3つの話し方で子どもは落ち着く |
| 言葉、行動の奥にある気持ちに気づく |
| 第1の話し方 オウム返し |
| 第2の話し方 後出しジャンケン |
| 第3の話し方 ノージャッジ |
| 3つの考え方で子どもは前向きになる |
| 感情ではなく考え方を変える |
| 第1の考え方 ポジティブ思考 |
| 第2の考え方 ほどほど思考 |
| 第3の考え方 ギバー思考 |
| 3つの言葉で不登校は回復する |
| 言葉によって、自己イメージと世界観をつくりかえる |
| 第1の言葉 「ありがとう」 |
| 第2の言葉 「ごめんね」 |
| 第3の言葉 「大丈夫!」 |
| 世界の愛を感じさせる |
| 3つのステップで変化を生み出す |
| 不安のスパイラル |
| 第1のステップ 安定させる |
| 第2のステップ 充電させる |
| 第3のステップ 挑戦させる |
| 信じぬくことは親にしかできない |
| 子どもの人生を抱きしめる |
| 子どもは親を必要としている |
| どんな嵐もいつかは過ぎる |
| あとがきに代えて |
| 「6570日」 |
| 奥付 |
| 奥付 |