追憶。私は歴史上の舞台にいた


著: koberyo1

追憶。私は歴史上の舞台にいた

著: koberyo1
状態 完成
最終更新日 2018年04月25日
ページ数 PDF:6ページ
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内容紹介

黒船来航。--ペリー提督が艦隊を率い、浦賀沖にやってきたことが、日本の近代史の大きな転換点となりました。そして今から七十数年前、奇しくもペリーが上陸したと言われる砂浜で、予科練の少年たちが国を守りたいという一心で必死の訓練をつづけていました。わたしもまた、その少年たちの一人であったのです。黒船が来なければ日本の近代化もなかったし、ひいては予科練が創設されることもなかったでしょう。さらに言うなら、わたしたちが久里浜で汗を流すこともなかったはずです。歴史とは、人間一人ひとりの人生の積み重ねによってでき上がるものだとするなら、黒船来航と、少年の軍事訓練が交錯し合うその瞬間にこそ、まさに歴史が形作られる生の現場だったのかもしれません。ペリーがやってきた横須賀とは、日本の近代史にとってとびきり重要で大切な痕跡が点在しています。わたしもまた、歴史の生き証人として横須賀にかすかな足跡を残すことができました。そしてここに書いた文章も、一人の少年が歴史の只中を生き抜いたという、ささやかな記録の一ページなのです。