存在のエコー


著: エンマ

存在のエコー

著:エンマ
販売価格:550円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2018年05月11日
ページ数 PDF:55ページ
内容紹介

伊藤整氏は、カフカ、ポー、ドストエフスキーの筋を引くドッペルゲンゲル物語と位置づけ、ソフィスティケーションの言い回し、イメージの掴み方に、確かに才気ありと評価し。大岡昇平氏は、視野と情況に拡がりがあり、映像に粘着性が認められ、むずかしい題材をこれだけにこなした作者の才能は、文学的に高い水準ある。わたしは、この作品に賭ける!!と、評価されました。
―――わたしに似ているのかも知れない女性の後ろ姿がいく。彼女がほんの少しうつむくと、路面に白墨の矢印がこぼれている――― あなたも彼女のあとを追って、島さち子の世界に遊んでみませんか!