明治維新の廃仏毀釈で鎌倉でも廃寺になった寺院が多くある。明治22年(1889年)には横須賀線が開通し、鎌倉は別荘地として、こうした裏山までも含めた寺域に別荘が建てられた。しかし、大正12年(1923年)には関東体震災が襲い、鎌倉郡内の町には復興住宅が建つのだが、ここ鎌倉には瀟洒な洋館も建てられた。こうした戦前に建てられた鎌倉の歴史的建築物を紹介する。
目次 |
まえがき |
第1章 鎌倉三大洋館 |
第2章 関東大震災前に建てられた木造洋館 |
第3章 関東大震災後に建てられた木造洋館 |
第4章 洋風木造店舗 |
第5章 鉄筋コンクリート製店舗・建築 |
第6章 木造教会建築 |
第7章 木造校舎 |
第8章 鉄筋コンクリート製教会と校舎 |
第9章 和風店舗 |
第10章 和館 |
第11章 和洋折衷館 |
第12章 長屋門 |
参考文献 |
奥付 |
奥付 |