状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2018年01月13日 |
ページ数 | PDF:38ページ |
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私はスクールカウンセラーとして多くの小中学校、高校で勤務してきました。現場で経験を重ねながら、大きないじめ事件が起きた時の報告書などを読んでいく中で、いじめを認めないメカニズムが見えてきました。
この本ではいじめを行為としてではなく、加害行為があるのにそれが見過ごされるメカニズムこそをいじめと定義すべきだと提言し、それによっていじめの問題点や対策を考えていきます。
はじめに |
はじめに |
1 いじめの再定義 |
150万とってもいじめじゃない!? |
いじめを飲酒運転事故に例えると |
いじめの定義を変える |
大津いじめ事件の「いじめ」 |
2 いじめの心理学 |
いじめは正義から生まれる |
いじめは被害から生まれる |
アッシュの同調実験 |
ミルグラムの服従実験 |
割れ窓理論 |
いじめの集団心理まとめ |
3 「いじめ」でいじめを考える |
いじめられる方にも問題がある |
体罰といじめ |
犯罪性のない(?)いじめ |
集団といじめ |
4 いじめとスクールカウンセラー |
大津いじめ事件とスクールカウンセラー |
スクールカウンセラーと学校の関係 |
大津のスクールカウンセラーは何が問題だったのか |
いじめにスクールカウンセラーはどう取り組むか |
「いじめ」とスクールカウンセラー |
「いじめ」から見る大津のスクールカウンセラー |
5 いじめ対策を考える |
いじめをやめようから「いじめ」を知るへ |
チクリについて |
私刑のタブーを意識する |
いじめかどうかの判断は厳禁 |
いじめは自殺の原因か問題 |
いじめが起きた後に評価すべきことは |
クラス解体論について |
集団の一体感への強制を下げる |
いじめ認知件数の増加 |
割れ窓理論の本当の姿 |
つまりいじめ対策に必要なものは |
今いじめられている人へ |
声を上げよう |
6 改めて結論 |
改めて結論 |
参考文献・資料 |