会社の役員候補研修が中国で行われ、そのなかのテーマのひとつとして、サバイバル旅行なるものが準備されていた。
まぁ、サバイバル…という程過激な行程ではないが、今回のサバイバル旅行は、普段なかなかできない貴重な体験だったと感じた。
そしてこれからもなかなかできるような体験ではないと思っている。
更に、自分自身に自信を持てるようになった旅でもあった。
日本に戻り、この旅を振り返ると、既に少しずつこの素晴らしかった旅の記憶が遠のいている事に気づいた。
この旅では、多くの写真を撮っており、それを見ることで、その時の状況を思い出す事もできるだろうが、細かい出来事や行動そして、その時感じたこと、心境などはどんどん記憶の中から薄れていくだろうと感じた。
「少しでもこの時のことを忘れないようにしたい。」
そう考え、今回、この「みつおとたけしのサバイバル旅行記」を執筆する事にした。
また、これを書いていく事で、今回の研修のテーマであった「自分を知る」という事も少し達成できるような気がしている。
「書く」という事は「考える」という事だと思っており、書くことで、当時の状況を振り返り、少し冷静になった今考える事で、自分というものも少しは見えてきそうだと感じているからである。
本文に入る前に、二点ほど断っておきたい点がある。
一つ目は、この物語は、私の主観で物事を見たり、感じたりした事を書いている。
特に、みつおの心境などの真意は定かでない事を断っておく。
二つ目は本文の中には中国全体や西安、敦煌に関する情報を記載するが、私自身が間違った受け取り方をして、誤認識している可能性もあるため、ここにある情報を全て信じるのは避けて頂きたい。
物事の真意は自分の目で確かめるのが一番だという事で…。
| 序章 |
| 5月22日 |
| 上海駅…。 |
| サバイバル旅行記とは…。 |
| 寝台列車 in 中国…。 |
| みつおの紹介…。 |
| 5月23日 |
| 西安到着…。 |
| ホテルでbig wave…。 |
| 両替part1…。 |
| シャングリ・ラ ホテル…。 |
| 始皇帝の呪い…。 |
| 兵馬俑part1…。 |
| 兵馬俑part2…。 |
| 名刺交換…。 |
| 昼食 with 若老夫婦…。 |
| 宝石鑑定…。 |
| 城壁から碑林へ…。 |
| 碑林…。 |
| 古文化街、寺後街…。 |
| 夕食 with 若老夫婦…。 |
| ぼったくり…。 |
| 羊肉泡モーと決意…。 |
| 5月24日 |
| 朝食と両替part2…。 |
| 敦煌危機一髪…。 |
| 両替part3…。 |
| ホテルと餃子…。 |
| SとM…。 |
| walking…。 |
| まだ歩く?…。 |
| ギャップ…。 |
| セクシーみつお…。 |
| 母との電話…。 |
| 三輪バイクのおっちゃん…。 |
| 刀削麺…。 |
| 夜の街並み…。 |
| my 語学力…。 |
| 5月25日 |
| チェックアウトと両替part4…。 |
| 路線バス…。 |
| 大雁塔…。 |
| マック…。 |
| 城壁らぶらぶサイクリング…。 |
| さよなら西安…。 |
| 敦煌到着…。 |
| 敦煌の街並みと職業病…。 |
| 敦煌での出会いpart1…。 |
| 敦煌での出会いpart2…。 |
| 敦煌での出会いpart3…。 |
| 5月26日 |
| シャワー…。 |
| タクシー…。 |
| 莫高窟part1…。 |
| 莫高窟part2…。 |
| 莫高窟part3…。 |
| 莫高窟part4…。 |
| 鳴砂山と月牙泉…。 |
| 敦煌博物館と雷音寺…。 |
| 濃密な旅…。 |
| レンタルチャリ in 敦煌…。 |
| 白馬塔…。 |
| Marg再び…。 |
| みつおとまじめな話…。 |
| 平等に…。 |
| 5月27日 |
| 敦煌古城…。 |
| 玉門関…。 |
| 魔鬼城part1…。 |
| 魔鬼城part2…。 |
| 漢長城そして再び白馬塔…。 |
| 無人の空港…。 |
| 乗換危機一髪…。 |
| 終章 |
| 旅の終わり…。 |