華やかなスタ-たちが銀幕を彩った映画の黄金期はすでに去り、時代は日本映画が衰退期に入った1967年、何も分らず映画スタ-に成る事を夢見て松竹大船撮影所の俳優部に入社。2年の契約期間が終了後、大スタ-丹波哲郎さんの付き人を経て1973年に弟子入り、最高の師匠に恵まれながらも地道に努力することが嫌いな性格からか一番大切な演技の勉強はせず、風の向くまま気の向くまま、破天荒に生きたが不思議に沢山の著名人に援助を受けた18年の俳優生活を綴る想い出話し。
第一章 神戸時代
第二章 松竹映画大船撮影所俳優部時代
第三章 さむらいプロダクション時代
第四章 丹波プロダクション時代
第五章 映画『八甲田山』のふんどし男
あとがき
ギャラリ-