「アイデア」・・・それはいったい人にとって、どのようなものなのか?
これまでに何度も聞いたことがあるこの言葉、この言葉を真剣に考えてみる上で、どのようなものを「アイデア」と呼ぶのだろうか?
「アイデア」という言葉を辞書で調べれば、アイデアとは…「新たに物事を始める際の、中核となる考え、その思考。着想。アイディア」などと、ごく簡単に書かれています。
なにか物事を始める時に、その物事について「こうしよう」「ああしよう」などと思っているそれ自体がアイデアです、そう言っているようにも聞こえてくるでしょう。
しかし一般に「アイデアを出せ」「発想力に磨きをかけろ」などと言われると、なにかふつうでは思いつかないような、突拍子もない事を言われているような気さえしますね。
そう、一般においてよく言われる「アイデア」は、たいてい「新しい発想」、「新しい考え方」、また、これまで人が思いつかなかったような「離れ業から生れる着想」などを指す場合が非常に多いものなのです。
この本の最終目的は、「君を作家にすること」です。
いわゆる作家の作業は、創作の連続、発想のアドリブを表現することです。
「アイデア発想法のエキスパート」になった君は、すでに「君にしかなれない唯一の作家」を表現していることでしょう。
(まえがき)より
―まえがき― |
~挿入句~ |
【0のメッセンジャー】記憶と実力を当たり前に発揮できる、自由な表現と価値観とを身につけよ! |
【1】心に叫んだ「自分」を記録してみよ―思いつくこと・感じたことをすべてメモする― |
【2】興味のある事・ない事をすべて書き出してみる |
【3】眠っているときに見た夢をメモしてみる |
【4】どくどく溢れてくる発想や理想の氾濫を整理・修正していく |
【5】生活で得られるあらゆることからの情報収集 |
【6】絶対的な観点や視点の切り替え |
【7】読書には必須の精読法を身に付け、表現力を養ってみる |
【8】人間力を糧にする(人の表現力から自分の表現を得る) |
【9】創造力・独創力を以て、自分の発想を展開させる |
【10】独創力・創造力・発想力を養う時のNG的思考と心の姿勢 |
目次 |