状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2021年12月06日 |
ページ数 | PDF:82ページ |
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2009年に中国の武漢で始まった日本語教育の仕事も、かれこれ8年が経過した。その間に、武漢を中心にして、東は上海、寧波、西は重慶、南は厦门、北は北京、天津、延辺と中国各地を転々とし、中国日本語教学研究会という学会を含めると、10都市余りを訪れた。その間に作成した論文の中から6本を厳選して、この本に収録している。著作の構成は、基礎編と応用編に分かれている。
基礎編は、各地で教えた教案をもとに日本語の教授法のレポートをまとめたもので、それぞれ学会や研究会で発表したものである。時計回りに、日本語の会話、読み書き、訳すという流れになっている。また、応用編は、元々ドイツ語が専攻であるため興味があった森鴎外の歴史小説を使用して、データベースを作成する文学分析について考察している。
なお本著は、2017年6月に出版された「日本語教育のためのプログラム-中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで」(南京東南大学出版社)の電子版である。
基礎編 序章 『日本語の教授法の取り組み』 |
第一章 『話す』 |
第二章 『読む・書く』 |
第三章 『訳す』 |
第四章 『日本語教育を通じてシナジー論を考える』 |
応用編 序章 『日本語教育を通してシナジー・共生を考える』 |
第一章 森鴎外の「山椒大夫」のデータベース化とその分析 |
第二章 森鴎外の「佐橋甚五郎」のデータベースとバラツキによる分析 |
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