状態 | 完成 |
---|---|
最終更新日 | 2018年06月20日 |
ページ数 | PDF:55ページ |
ダウンロード | PDF形式でダウンロード EPUB形式でダウンロード |
Kindleで読む | New ※要設定 設定方法はこちら |
さて、今回は、谷崎潤一郎の有名な『鍵』という作品であるが、この「作品」は、夫の「日記」と妻の「日記」のそれだけから構成されている作品であるとともに、夫の「日記」というのは、「漢字+カタカナ」の表記であり、一方、妻の「日記」というのは、「漢字+ひらがな」の表記になっています。――そして、夫の日記の「本文」というのは、まさに「漢字+カタカナ」の表記であり、それは、ちらっと見ただけではすぐには内容の分からない、どこか日記にふさわしい何か秘密めいた感じを醸し出している文体ではあるが、しかし、それを読む読者にとっては実に「読みづらい」文体であり、それゆえ、その「本文」を正確に読めている人も少ないのではないかと思う。そこで、今回は「本文」をすべて「漢字+ひながな」の表記に置き換えて書き記しているとともに、分量も非常に増えていますので、今回は「五部作」として、その「第一部」から発表していきたいと思っていますので、興味や関心がありましたら、ぜひとも訪ねて見てください。
奥付 |
奥付 |