同じ学生用アパートに住む中村から突然呼び出された山田。「ちょっと付き合ってくれないか」と言われるままついていった結果、なぜか夜の公園で空を見上げる羽目になる。 「流星群でも見れるのか?」 焦れた山田がそう訊ねても、中村は「もうちょっとしたらわかるから、黙って見てろ」と言って教えてくれない。 やがてそこを通りかかった人たちも、彼らにつられて次々と空を見上げ始めるが……。 (原稿用紙約6枚)
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