さて、今回は、プラトンの「三つの比喩」(「序・太陽の比喩」)という作品であるが、プラトンの学ぶべき最大の学業としての「善のイデア」については、それがそのまま語られているのではなく、いわゆる「三つの比喩」(つまり「太陽の比喩」と「線分の比喩」それに「洞窟の比喩」)という形で語られているものである。そこで、今回は、まず、「太陽の比喩」から丁寧に考えてみたいと思うが、その前に、「序」としては、約一三八億年前の「宇宙の誕生」から今日までの大まかな「推移」とともに、特に「言葉」(それは「話し言葉」と「書き言葉」)というものがわれわれ人類にどれほど大きな影響を与えてきたかの詳細な考察であり、その後、いよいよ「太陽の比喩」についてのできるだけ原文に寄り添った丁寧かつ厳密な考察になっておりますが、このプラトンの「三つの比喩」(それは「太陽の比喩」と「線分の比喩」それに「洞窟の比喩」)というものを可能な限り厳密に解明するためには、実に様々な自ら作成した「図やイラスト」などの掲載がどうしても必要不可欠になるが、それを「電子書籍」と一緒に掲載することはでき得ず、結局、文章(言葉)だけの説明になってしまいますが、二千数百年以来の「謎解き」に敢えて挑戦するという「試み」であり、興味や関心がありましたら、ぜひとね訪ねて見てください。