さて、今回は、『五輪書』(宮本武蔵)の完全版(地水火風空之五巻)であり、われわれ日本人の多くの人たちにとって、できれば一度は読んでおきたいと思いながらも、なかなかとっつきにくく、たとえ読み始めても、途中で挫折してしまうことも多いかと思います。そこで、今回は、宮本武蔵の有名な『五輪書』には、一体、どのような「内容」のことが、一体、どのように書かれているのか? それらのことをぜひとも知りたいと思っている初心者の人たちから、最終的には「原文」で直接読んでみたいと思っている人たちまで、最初から最後まで興味を持ちながら簡単に読み進んで行くことができ、しかも、十二分に楽しめる内容になっておりますので、興味や関心がありましたら、ぜひとも訪ねて見てください。
例えば、宮本武蔵は、なぜ、自分の「剣法」を「二天一流」と号したのか? また、二天一流の心は、水を本(もと)とするとは、一体、どういう意味なのか? また、宮本武蔵の有名な「目付」とは、一体、どういうものになるのか? また、宮本武蔵が考える「武士の定義」とは、一体、どういうものなのか? また、心の持ち様の「平常心」とは、太刀の「持ち方」とは、「五つの構え」とは、「無念無相」の打(うち)とは、そして、宮本武蔵が到達した武芸の最究極の「境地」とは、また、極めて難解とされる「岩尾の身」とは、「万理一空」とは、さらに、「古木鳴鵙図」(こぼくめいげきず)や「宮本武蔵の自画像」、その他、それらすべての「謎」は解かれていますので、興味や関心がありましたら、ぜひとも訪ねて見て下さい。
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