自閉症のゆうひ君は、1人での外出も経験したことがありませんでした。困った時、誰かに助けて下さいを伝えることも困難です。同年代の男子と比べても、経験したことがない事は山ほどあります。出来ないことも沢山あります。周りの人に手伝ってもらわないといけない事も沢山あります。
そんなゆうひ君が高校生になると同時に『下宿生活』という未知なる道へ飛び込みました。ゆうひ君も、もちろん家族も、周りのみんなも、どうなることやら予測不能。
3年間の下宿生活を通じて、彼が教えてくれたこと。それは『未来は可能性に満ち溢れている』ということでした。
| 自己紹介『作者編』 |
| 自己紹介『作者編』 |
| 自己紹介『ゆうひ君編』 |
| 自己紹介『ゆうひ君編』 |
| 下宿日記 |
| 下宿をはじめた理由 |
| スケジュールのこと |
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| 下宿生活のはじまり |
| 地図を片手に |
| 16歳の誕生日 |
| 料理に挑戦 |
| 乗馬とバーベキュー |
| まさかの引っ越し |
| 朝、バス停まで1人で行けるようになりました。 |
| バスの練習をはじめました |
| 慣れたころにハプニング |
| 地域の人に支えられて |
| お手伝いの対価でお金の勉強 |
| 朝食作りにチャレンジ |
| 私がダウンした時のこと |
| 再び引っ越し |
| ゆうひ君の初恋 |
| 警察署からの着信 |
| 春は苦手? |
| 進路決定に向けての実習 |
| 好きな人がいることは、心の支えになる |
| ライダーベルト |
| マナーの練習 |
| 待ちぼうけ |
| 進路の決定と申し送り |
| 心がツーンとする時 |
| 几帳面さ |
| 衣替え |
| ゆうひ君の食べたいもの |
| 節約家? |
| 聞きたいこと |
| どこで覚えたの? |
| 時間はきっちり守ります |
| 私の忘れ物チェック |
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| ボランティアさん |
| 私の想い |
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| 下宿を振り返って |
| あとがき |
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