アンナへの贈物

アンナへの贈物

販売価格:300円 (税抜)
状態 完成
ページ数 PDF:101ページ
内容紹介

人はなぜ絵を描くのか? 太古の洞窟画や中世のクリプト天井画のように聖なる者への祈りだったり、愛する者へ捧げるために描く者もいる。思春期にユトリロやモジリアニ、藤田嗣治などエコール・ド・パリに魅せられた啓(ハジメ)はフランス語学級の先生だったアンナに恋し、再会を信じてパリへ行く。ミニコミ新聞から画商ロロザを紹介され、版画を売って暮らし始める。そんなある日、画材を買いに入った店で店員のアンナと再会する。アンナは版画工房に通い、そこの主はダニエルという変わった女性。ある日啓は街頭で「ヴェルデイヴ」の訴えを聞く。ダニエルとアンナはナチスドイツはユダヤ人狩りで絶滅収容所に送ったユダヤ人の財産を没収したと教える。ロロザはゲーリングに奪われた筈のレンブラントの絵を持っており、招待した著名人に自慢げに見せる。そこにはモジリアニのデッサンと行方不明だった藤田嗣治の幻の絵が一緒に飾られていた。啓は、モジリアニのデッサンと藤田の小品の複製を作って本物と取り換える計画を立て実行する。窃盗罪で警察に監置され拘置所に入れられた啓は、アンナの友情とクレランボーの機智により無罪釈放される。陶芸家と結婚したアンナはドルドーニュの田舎に引っ越し、啓は中世の小さな教会でアンナへの思いを込めてフレスコ画の修復に励むのだった。

目次
第1章 パリの屋根裏部屋
第1章 パリの屋根裏部屋
第2章 版画工房
イラスト その1
第2章 版画工房
イラスト・プレス
第3章 平和のチャペル
第3章 平和のチャペル
イラスト、ダニエルの誕生日
第4章 画商ロロザ
第4章 画商ロロザ
第5章 嵐の一夜
イラスト・ラテイイの城
第5章 嵐の夜
第6章 計画の実行
イラスト、アポロン
第6章 計画の実行
第7章 フレスコ画
第7章 フレスコ画
奥付
奥付