2012年1月19日、親友が逝った。
特段なにがあったわけでもない、突然の死であった。
私は泣けなかったのだ。
他に代わるもののない、彼の死であったのに。
2013年9月-2015年12月の期間、執筆と修正を重ねました。
イメージは彼の死から1年、構想をまとめたのが2013年秋。
文芸は掌編から短編でこそ輝くと思い至って、この形でまとめようと思ったのが、2015年夏のことです。
体調の優れぬ中、これだけは書きたいと思っておりました。
書いてしまって虚脱しておりますが、とにかくも、文芸作品として公開いたします。
(2016.09.09)Pixivで公開していましたが、こちらの方が文章公開に一般的なようでしたので、こちらでも公開を始めました。
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