町の運送屋の冴えない野球部。
市の大会に毎季出場しているがド素人チームで一向に勝つ日が来ない。
そんな町の野球部に中途採用で運送会社に入社してきた柴門司がやってくる。
司は弱々しい野球部を鼻で笑い、練習にも参加せずただ笑っているだけ。
そんな時、野球部のエース・村野幸三が司とぶつかる。
実は司は、社会人野球のエースだったが暴力事件が引き金になり解雇されていたのだ。
やがて司と幸三の間に友情らしきものが芽生える。
そして、司が軸となり野球部は大きく進歩し、市の大会どころか、名門高校野球チームと対戦することになる。