アナーキー、国家、ディストピア ― 闘争する哲学論考384の断章あるいは詩編として ―


著: 秋嶋亮

アナーキー、国家、ディストピア ― 闘争する哲学論考384の断章あるいは詩編として ―

著:秋嶋亮
販売価格:990円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2016年07月16日
ページ数 PDF:60ページ
内容紹介

過去3年にわたるブログ記事および10冊の著作から、抽象度の高いパラグラフのみを抽出し哲学テクストとして編纂。これはアーレント、ハイデッガー、デカルト、フーコー、アルチュセール、ヘーゲル、ストロース、クライン、ボードリヤール、チョムスキー、ニーチェ、フッサール、オーウェルなど<巨人>たちの思惟を適時に抽出し、モザイク状に切り貼りした壮大な「創発の営み」であり、その圧倒的凝縮性において比類なき書と言えるだろう。崩壊する民族体系を分析しつつ、普遍(時代の超越性)に挑んだ意欲作である。

目次
まえがき
Chapter 1
日常言語と厳密原理を和解させる
Chapter 2
語られることと示されることを区別する
Chapter 3
世界は言語によって描出される  
Chapter 4
可能性の条件を明らかにする
Chapter 5
記号的表現は現実の写像でなくてはならない
Chapter 6
事実の構造は事態の構造から成り立つ
Chapter 7
私の言語の境界が私の世界の境界である
Chapter 8
哲学的文法の規則を犯す
引用・出典
参考文献一覧