過去3年にわたるブログ記事および10冊の著作から、抽象度の高いパラグラフのみを抽出し哲学テクストとして編纂。これはアーレント、ハイデッガー、デカルト、フーコー、アルチュセール、ヘーゲル、ストロース、クライン、ボードリヤール、チョムスキー、ニーチェ、フッサール、オーウェルなど<巨人>たちの思惟を適時に抽出し、モザイク状に切り貼りした壮大な「創発の営み」であり、その圧倒的凝縮性において比類なき書と言えるだろう。崩壊する民族体系を分析しつつ、普遍(時代の超越性)に挑んだ意欲作である。
まえがき |
Chapter 1 |
日常言語と厳密原理を和解させる |
Chapter 2 |
語られることと示されることを区別する |
Chapter 3 |
世界は言語によって描出される |
Chapter 4 |
可能性の条件を明らかにする |
Chapter 5 |
記号的表現は現実の写像でなくてはならない |
Chapter 6 |
事実の構造は事態の構造から成り立つ |
Chapter 7 |
私の言語の境界が私の世界の境界である |
Chapter 8 |
哲学的文法の規則を犯す |
引用・出典 |
参考文献一覧 |