状態 | 完成 |
---|---|
最終更新日 | 2016年06月07日 |
ページ数 | PDF:6ページ |
ダウンロード | PDF形式でダウンロード EPUB形式でダウンロード |
Kindleで読む | New ※要設定 設定方法はこちら |
長男が一冊の古本を見つけだしてくれた。それは尾崎喜八の『山の絵本』という本で、大自然を讃歌するエッセイだった。わたしはかつてこの本の思い出を長男に語ったことがあったので、それで見つけだしてくれたのであろう。少年だった時代に夢中で読みすすめ、感化された本である。久しく手元になかったが、縁があったに相違ない。わたしの元に再び『山の絵本』が舞い降りた。この本に触発され、わたしは人生の物語に秘められた「謎」に改めて直面し、つくづくその不思議さに驚かされた。一冊の懐かしい本にまつわる「不思議な物語」をお届けしたい。