皆さんは自動車どうしの事故に遭い、保険会社に示談を任せたら「このケースの事故ではあなたに何割か責任がある」なんて勝手に決めつけられて、理不尽な出費を強いられた経験はありませんか?
自分に落ち度があるならまだしも、明らかに相手が悪いのに、こちらが保険会社の言いなりになって、多額の修理代を負担するハメに!・・・なんて話は、あなたがいつ体験してもおかしくありません。
しかし誰だって理不尽な責任を押し付けられるために高い保険料を支払っている訳ではありません。
実は私も2016年(平成28年)に事故に遭いました。
もしこれを保険会社どうしに任せていたら、自分の車の修理代だけで数万円、毎年の保険料の等級引き下げ分の増額、相手の車の修理代を含めると数十万円もの出費になるハズでした。事実、過去の事故ではそうしていたのです。
それが交渉次第、しかも本件では数回の電話だけ(実質的には1回)で決着し、私は1円も支払わずに済みました。
もちろん私の車を修理した上で、です。
本書はその時の実際の事故に基づく、初心者向け示談参考書です。
「自分は素人だから示談交渉なんてムリ!」と泣き寝入りせず、『ちょっと交渉するだけで数十万円が浮く』という自動車保険の実情を知っておきましょう。
コンテンツ |
①事故の概要 |
②保険会社の提示 |
③徹底抗戦すると決めた理由 |
④電話交渉の内容 |
⑤結果 |
⑥注意点・示談の心得 |
⑦おまけ・裁判について |