僕は独り新幹線で帰途に就いた。絵理子のいう「奪われた村」はいったいどこにあるのか、何という村でどう村を奪われたのか、絵理子は最後まで僕に語ることはなかった。絵理子がこれから向かう場所も分からず、僕は途方に暮れる。そんな僕を東京で迎えたのは絵理子の父親だった――。 長かった連載も遂に完結です。最後までご高覧有難うございました。感想引き続きお待ちしております。
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