刺された後、病院で目を覚ました益一郎。連日、家族や元バンドメンバーたちがお見舞いに来る。しかし、事件現場で益一郎を助け、自身も傷を負ったという建本という男と同じ病室になる。命の恩人に感謝しつつも、どこか居心地の悪さを感じる。 そして、その男と友情めいた感情を築く。だが、言い知れぬ違和感は次第に大きくなり……。
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