おぞましいものが、自分の身体の中にある……
彼は、それを直ぐに取り出したいと思った。
しかし、彼がそうしなかったのは、そのおぞましいものの声を感じたからだった。
彼は、そのものの声に従い、道を選んだ。それが、自分の償いだと信じて……。
Prologue(プロローグ) |
《第1章》Emergence(覚醒) |
《第2章》Good by mama (さようならママ) |
《第3章》Resistance (血の抵抗) |
《第4章》Dream(夢) |
《第5章》Suspicion (疑惑) |
《第6章》Under the elm tree (楡木の下) |
《第7章》Beat (鼓動) |
《第8章》Energy flow (エナジー・フロー) |
《第9章》Destiny (運命) |
《第10章》D0n0r(ドナー) |
《第11章》Client (クライエント) |
《第12章》Search (母を求めて) |
《最終章》Press conference (記者会見) |
Epilogue(エピローグ) |