状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2016年01月06日 |
ページ数 | PDF:5ページ |
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父から贈られたプレゼントがある。それは贈られてから七十余年の歳月をへてもいっこうに古びようともせず、つねに魂に永遠の光を灯しつづけている。挫けそうになったとき、悲しいとき、怒りにとらわれたときも、それの私の心をあたため、慰めてくれた。まさに生涯の宝物、と呼ぶにふさわしいものだった。それを私は子々孫々まで伝えたいと思っているのだ。この宝物について、昭和初期にみた大道芸の話題なども織り交ぜ、ノスタルジックに語ってみたい。