状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2016年01月10日 |
ページ数 | PDF:22ページ |
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眠れない夜にホットミルクを飲んでいたあきが、かめと一緒に池のほとりまでお散歩するお話です。
ねむれないよるに、ホットココアをのむあきちゃん。 |
ココアがぶくぶく、おきゃくさんがひょっこりあらわれました。 |
「よるのおさんぽはどうだい?」「つれてって!」 |
みどりのかめのおさそいで、あきちゃんもココアの中へ… |
ココアのむこうのいけのほとりに、おおきなくろいいわがあります。 |
おおいわは、のっそりうごいてあいさつしました。おおきなかめ! |
「こんばん、このいけに”ほんのむし”がくるよ。みておいで。」 |
おおきなかめのせなかに、ひかりがどんどんあつまってきました。 |
あきちゃんは、ひかりにつられておおがめのせなかをのぼります。 |
ひかりは、まあるいむしたちです。かさかさはねのおとがします。 |
みんな、うれしそうにはねをぱらぱらしています。ほんのむしです。 |
「ぼくたちを、よんで!」「よむとも。じゅんばんにね。」 |
「ぼくのはねをよんで!」あきちゃん、えほんのむしをみつけました。 |
まほうやぼうけんのはなしにすっかりむちゅうのあきちゃん。 |
ともだちになったほんのむしと、じかんをわすれてあそびました。 |
いつのまにか、すっかりねむってあきちゃん、ゆめのなか。 |
くろいおおがめとみどりのかめは、めくばせしておわかれしました。 |
いつのまにかもとどおり。まるでおはなしの中にいたみたいです。 |
あきちゃん、ときどきそうぞうします。このほんもとぶのかな? |
おしまい |
奥付 |