アドラメレク

アドラメレク

状態 完成
最終更新日 2018年07月19日
ページ数 PDF:863ページ
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内容紹介

†長編†

 …美貌の若き青年画家。彼には溢れる才能と人を惹きつける魅力があった。彼に惹かれ集まった人々との関わりの中で、その才能は大きく花開き育ってゆく。全ては順風満帆かに思えたのだが、ある出会いをきっかけに運命の歯車が狂っていく…



冒頭の文章に、主な登場人物がうっすら紹介されています。
彼らは主人公の発する禍々しいまでの魅力に我知らず翻弄され、自ら望んでその運命に巻き込まれてゆきます。それを知った主人公は苦悩の果てに決断を下します。

若き芸術家が真に欲したものは、何だったのか。そして、アドラメレクとは? というお話。なのですが。


…ほんわかパッパなラブコメ調に始まるものの、主人公の波瀾万丈な人生の如く、物語の世界観は二転三転。
めまぐるしく変わる視点、胸やけ寸前の色々エグい登場人物、かと思えば一見マトモなアイツがかなりヤバかった、とか……挙げ句、オカルトなの? 狂人なの? そこに赦しはあるの?


とある読者様に「作者は鬼」と泣いて罵られ、番外編を書いて許してもらった問題作(?)です。(いや、私は普通に書いたつもりだったのですが)

長いお話ですが、1話あたり1200〜4000字前後と短めなので、サクサク読めるかと思います。

目次
ー 序 ー
夜桜に見惚れる
魅入り見入られ
彼の名は
シャッターと天本社長
清水恵流(しみずめぐる)
いざ、再会
アヤ
アイス屋参謀
仔リス系女子
清水恵流
掴む
恵流とアヤ
木暮優馬の息抜き
木暮優馬の溜め息
わんぱくな31歳
陽と優馬
落款
2組の恋人たち
回想
鈍感と天然
天然の所業
刹那のサイクリング
共同作業
ホムセンで凱旋
長い一日
駐輪場にて
陽と優馬のお買い物
花火大会
花火の後
悪魔バージョン降臨
湖と月の妖精
ガーデンパーティーとマヌガッさん
宴の終わり
優馬の暗躍
初耳なんですけど
取材後、車内にて
取材後、木暮家にて
掲載記事
ノリノリな人達
美術部顧問 大友政直
恩師の思い
天本良治
陽くん、お仕事です
大人のやり口
苦行へのご褒美
ざわめき
トリガー
深夜の電話
初めてのクリスマス
扉の向こう
神々の壁
昔の話
気になるもの
来訪者
宣戦布告
陽と恵流のお正月
リニューアルオープン
駆け引き
皿上の攻防
負ぶわれる理由
画商の目
舞踏家との出会い
五島武一
武道家の追想
開演前
舞踏家と画家
恵流、焦げ付く朝
パーティーの前日に
五島さんのおしごと
アヤとチューハイと夢占い
フラッシュバック
ふたりは今日も楽しそうです
ふたりは今日も仲良しです
天本夫妻の心配事
激しく動くもの
アヤ、昔語り
アヤ、寝耳に水
衝撃の悲劇
恵流の選択
恵流の意地
恵流の回想
優馬来訪
スパルタン優馬
クリスマスコンサート
音と映像
怒涛
感性と本能の人
そのくせ、妙に律儀だったり
陽の年末年始
画家と音楽家
栞 (心の声を混じえてお送りします)
真相
お別れ
顛末
強制夏季休暇
異国の風
五島さんは心配性
夏の夜に咲く
夏蓮の本領
波紋の一滴
月光のバルコニー
月とアポロン
籠絡の朝
扱い方指南
急転直下
頭上で交わされる戦略
任しとけ
なし崩し成立
譲れない条件
それぞれの理由
倉庫改装中
胸の炎
せめてもの
恩師 大友
ブラックホール
夏蓮の色
宴の翌日
五島の懸念
夏蓮の恋慕
午後の来客
渡辺博己の告白
広がりゆく世界
おまじない
お絵描き仙人はマイペース
ギャラリーにて思う
五島武一、毒を吐く
律儀で生意気、ちょっと天然
準備万端
渡辺博己の願望
貫かれる
この世界
揺れ動く
若きワタナベの悩み
続・ワタナベの悩み
脱? ワタナベの悩み
夏蓮の告げ口
アウトプット
動揺
五島の懸念、再び
ちょっとした違和感
掲載記事2
強制じゃない夏季休暇
天翔ける不死鳥を
妖怪甘党ジジイ
冷たい湖底
悪い夢
残酷な告知
飲み込めぬ現実
激情
陽の覚悟
菅沼の不安
ジレンマ
連鎖
異変
中原探偵社
あの日の回想
不気味な仮説
報告書
手紙
台風が近づいている
台風襲来
対峙
特性、力、対価
封印
優馬の後悔
陽、眼前の悪夢
五島の失敗
陽、為す術もなく
栞、病院へ
夏蓮、覚醒
最後の更新
あの日。陽の回想
邂逅。陽の回想
悪魔と呼ぶのなら。陽の回想
放送開始
儀式
生贄
放送終了
後ろ姿
苛立ち
懺悔
限られた時間
夏蓮の確信
夏蓮の回想と、決意
運命の恋人
想い
時は過ぎて
友達
ホムセンのアヤ
あの場所で
ここから
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