濃姫春秋 Ⅲ

濃姫春秋 Ⅲ

販売価格:330円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2016年08月05日
ページ数 PDF:443ページ
内容紹介

父道三の居城 美濃に、覇者の正室として帰郷した、その通り名「帰蝶」は、実家斎藤氏と織田家の家刀自として信長の奥を
見事に取り仕切る。
「天下布武」の印を使い、稲葉山城を「岐阜城」と改めた信長は、ついに上洛を果たす。
実父の宿願を達成した夫に、多くの危難が襲い掛かる。
信長の多くの側室、その所生の子達を、正室として守りながら、濃姫は抜き身の刀を眼前に見据えるような、戦の日々を
今日出来る最善の事を目指し、戦国の世を生きる。「織田信長正室」として「美濃衆」の女神として、やがて、信長の最後の城
安土殿として。

目次
1 姉川から 思い惑う日々
2 幼き岩村城主
3 愛される側へ
4人生の価値
5人質
6 覚悟
7 小谷の方
8 堰たらん
9 鈍き刀 
10 大義の花
11 驕りと誇り
12 美濃の大樹
13 天龍
14 天主の意味
15 小督
16 いのちがけ
17 げんこつ
18 人の在り様
19 双実寺騒動
20 月輪
21 万華鏡
22 再びの命がけ
23坊丸
24 今と昔
25 天目山
26 安土名物
27 こてんみょうひらぐも
28 地の時 本能寺